irumoは海外で使える?新規受付終了後の設定方法と料金を解説【2026年最新】

当ページのリンクには広告が含まれています。
この記事の結論【2026年8月最新】
irumoは海外で利用可能。ただし新規契約はすでに終了しており、今使えるのは既存契約者だけ
  • irumoは2025年6月4日に新規受付を終了:現在申し込めるのは既存契約者のプラン継続のみです。これから新規で契約したい方はirumoを選べません。
  • 海外で使うには「WORLD WING」への加入が必要(月額無料):ドコモの国際ローミングサービス。My docomoやドコモショップから加入しておきましょう。
  • データプランは2種類:①「世界そのままギガ」(国内データ容量を海外でも利用・最大30日間)②「世界ギガし放題」(国内容量を消費せず1日最大2,980円の使い放題)
  • 短期旅行なら「世界そのままギガ」がコスパ◎:国・地域限定割プラン対象国なら24時間980円。7日間5,280円で主要観光地をカバーできます。
  • 大容量利用・国内容量を温存したいなら「世界ギガし放題」:テザリングにも対応。ただし長期滞在では高額になりやすい点に注意しましょう。
  • 頻繁に海外へ行くなら、実はirumoより有利なキャリアがあります:ahamoは2026年8月から国内データが40GBに増量され、海外91カ国・地域でも追加料金なしで使えます。楽天モバイルは月2GBまで海外無料(107カ国・地域対応)。渡航頻度に応じた乗り換え検討をおすすめします。

irumoは海外で使える?【結論】新規受付終了後の今、知っておくべきこと

irumo 海外利用

結論から言うと、irumoは海外でもいつもの電話番号・データ通信をそのまま使えます。ドコモの国際ローミングサービスに加入し、専用の海外データプランを利用すれば、旅行先でも普段どおりスマホを操作できます。ただしこの記事を書くにあたって最初に押さえておきたい前提があります。irumoは2025年6月4日をもって新規申し込みの受付を終了しており、今この記事を読んでいる方の多くは、すでにirumoを契約中で「海外でどう使えばいいか」を調べている既存ユーザーだと考えられます。この事実を知らずに他社の記事を読むと「申し込んで使いたい」と思っても実際には契約できず混乱してしまうため、まずここを正確に整理します。

🚫
新規契約は不可

2025年6月4日以降、irumoは新規申し込み・プラン変更ともに受付を終了しています。

🌏
既存契約者は継続利用可

現在契約中の方はそのまま利用でき、海外ローミングも従来どおり使えます。

📊
データプランは2種類

「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」。滞在期間や使い方で最適なプランが変わります。

現在利用できるのは既存契約者のみ(2025年6月4日新規受付終了)

irumoはNTTドコモが提供していた格安プランですが、新しい料金プラン体系の登場にあわせて2025年6月4日をもって新規お申し込みの受付を終了しました。同日以降は、ドコモショップでもirumo公式サイトでも新規契約はできず、既存契約者のデータ容量プラン変更(0.5GB/3GB/6GB/9GBの切り替え)も受け付けていません。一方で、すでにirumoを契約している方は、今までどおり継続して利用でき、海外ローミングサービスも変わらず使えます。この記事は「これから新規でirumoを契約したい方」向けの内容ではなく、「今すでにirumoを使っていて、これから海外に行く方」に向けた実践ガイドとして構成しています。もしこれから格安SIMを新規契約する予定があるなら、irumoではなく後述するahamoや楽天モバイルなど、現在も申し込み可能なサービスを検討する必要があります。

海外利用に必要な条件は「WORLD WING」への加入

WORLD WING」は、海外で通話・SMS・データ通信を利用するために必要不可欠なサービスで、月額基本料は無料です。irumoを契約したタイミングで自動的に加入している場合もありますが、未加入の場合は渡航前に手続きが必要です。申し込み方法は、パソコン・スマホからの「ドコモオンライン手続き」、ドコモショップでの店頭手続き、電話(ドコモインフォメーションセンター)の3通りがあります。WORLD WINGへの加入だけではインターネットは使えません。通話・SMSの国際利用を可能にする基本サービスであり、データ通信をするには次章で紹介する「世界そのままギガ」または「世界ギガし放題」への申し込みが別途必要になります。渡航先が対応国・地域に含まれているかも、出発前に必ずドコモ公式サイトで確認しておきましょう。

⚠️ irumoをこれから新規契約したい方へ:irumoは2025年6月4日で新規受付を終了しているため、ドコモショップやオンラインで「irumoに申し込みたい」と伝えても契約できません。同じドコモ系で今も契約できるプランを探している場合は、後述のahamoが実質的な選択肢になります。

【今すぐ設定したい人向け】irumoを海外で使う手順

この記事を読んでいる方の中には、すでに海外に到着していて「今まさに使えなくて困っている」という方も少なくないはずです。irumoの海外利用は「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」で設定方法が異なるため、まずはどちらを使うか決めてから該当の手順に進んでください。渡航前に準備しておくべき点と、現地に着いてから確認すべき点を分けて解説します。データローミングをオンにするだけの操作でも、事前準備の有無で通信開始までのスムーズさが大きく変わります。

世界そのままギガの設定手順(渡航前に必ずアプリ準備を)

1
「ドコモ海外利用」アプリをインストール(日本国内で必ず完了させる)

App StoreまたはGoogle Playからダウンロードし、dアカウントでログインしておきます。海外に着いてからだとWi-Fiがなければインストール自体ができない場合があります。

2
アプリで利用期間を予約する

渡航先の国・地域を選択し、利用開始・終了日時とプラン(通常または国・地域限定割)を設定して予約完了です。日本にいる間でも現地到着後でも予約でき、開始1時間前まで変更・キャンセルできます。

3
渡航先でデータローミングをオン

iPhone:設定→モバイル通信→通信のオプション→データローミングをON
Android:設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→データローミングをON

「世界そのままギガ」を使う上で最も重要なのは、アプリのインストールとログインを必ず日本国内で終わらせておくことです。海外の空港に着いてから気づいてもWi-Fiがなければアプリすら入手できず、身動きが取れなくなります。渡航予定が決まった時点でアプリを入れておく習慣をつけておくと安心です。予約は現地時間ではなく日本時間基準で管理されるため、時差のある国では余裕を持った時間設定をしておくと、到着直後から通信が使えなかったというトラブルを避けられます。

💡 日本で予約しておくメリット:空港到着直後から地図アプリやメッセージアプリが使えます。現地でWi-Fiなしでも即利用開始できるため、特に初めての海外旅行の方に強くおすすめします。

世界ギガし放題の使い方(申し込み不要・その場で完結)

1
渡航先でデータローミングをオンにするだけ

WORLD WINGに加入済みであれば、アプリ不要・予約不要です。データローミングをオンにした時点から自動的に課金が始まります。

2
帰国後は必ずデータローミングをオフに

オンのまま帰国すると帰国後も課金が続く可能性があります。帰国したら必ず設定を確認してください。

「世界ギガし放題」の最大の利点は、事前準備がまったく不要でその場ですぐに使い始められることです。アプリのダウンロードを忘れていた場合や、急な出張で準備の時間が取れなかった場合でも、データローミングをオンにするだけで通信が始まります。ただし手軽さの裏返しとして、うっかりオンにしたまま長時間放置すると高額な請求につながりやすいプランでもあります。使わない時間帯は必ずオフに戻す意識を持つことが、このプランを賢く使うコツです。

現地到着後にまず確認すべきこと

現地に着いたら、まずスマホの画面上部やステータスバーにローミング中を示すアイコンが表示されているかを確認しましょう。表示が出ていない場合は、機内モードがオンのまま解除し忘れている、データローミングの設定がオフのままになっている、あるいは渡航先が対応国・地域に含まれていない、といった原因が考えられます。特に到着直後は機内モードの解除を忘れがちなため、まず機内モードをオフにしてからデータローミングをオンにする順番を守ってください。「世界そのままギガ」を利用中の場合は、予約した開始時刻になっているかもあわせて確認しましょう。開始予定時刻から24時間以内にデータローミングをオンにすれば、オンにした時点からカウントが始まる仕様になっているため、多少到着が遅れても損をすることはありません。逆に24時間を過ぎると予約は自動キャンセルとなり、定額料金は発生しない代わりに通信も開始されないため注意が必要です。

📱 irumo公式サイトで海外プランの詳細を確認する

WORLD WINGへの加入状況・海外プランの詳細は公式サイトのマイページから確認できます


irumoの海外データ通信サービスと料金プラン

海外でのデータ通信には「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」の2択があります。どちらも高額請求を防ぐ定額制ですが、料金体系・申し込み方法・容量の仕組みが大きく異なります。どちらを選ぶかで、同じ7日間の旅行でも料金が4倍近く変わることもあるため、渡航スタイルに合わせた選択が欠かせません。まずはそれぞれの特徴を整理し、次に料金シミュレーションで比較していきます。

コスパ重視・短期向け
世界そのままギガ
980円/24時間(国・地域限定割)

国内のirumoデータ容量をそのまま海外でも利用。1時間〜30日間まで柔軟に選択可能。専用アプリで予約が必要。

大容量・国内容量温存
世界ギガし放題
2,980円/日(上限・使い放題)

国内データ容量を消費せず使い放題。申し込み不要・データローミングONで即利用開始。テザリングにも対応。

世界そのままギガの料金と対象国

世界そのままギガ 料金
引用元:ドコモ公式サイト

「通常プラン」(200以上の国・地域対応)と「国・地域限定割プラン」(70以上の国・地域対応・割安料金)の2種類があります。人気観光地のほとんどは国・地域限定割プランの対象のため、まずは渡航先が限定割の対象かどうかを確認することが節約の第一歩です。

利用期間 国・地域限定割プラン 通常プラン
1時間200円200円
24時間980円980円
2日間1,780円1,960円
3日間2,480円2,940円
7日間5,280円6,860円
14日間10,480円13,720円
30日間22,480円29,400円
国・地域限定割プランの主な対象国:アメリカ・カナダ・ハワイ・グアム・イギリス・フランス・イタリア・ドイツ・スペイン・中国・韓国・台湾・香港・シンガポール・タイ・オーストラリア・ニュージーランド など日本人に人気の渡航先を広くカバー。
💡 世界そのままギガのポイント:
・予約した期間が終わると自動でデータ通信と課金が停止。うっかり高額請求のリスクなし
・同一プラン対象国であれば複数国を周遊しても追加料金なし
・海外でのデータ使用量は月間最大30GBまでの制限あり
・irumoの最大プランは9GBのため、長期滞在はデータ容量不足に注意

世界ギガし放題の料金と仕組み

申し込み不要で、端末のデータローミングをオンにするだけで利用開始できるのが「世界ギガし放題」です。国内データ容量を消費しない点が最大のメリットで、旅行中に自宅のirumoプランの残容量を気にする必要がありません。一方で1日あたりの料金は「世界そのままギガ」より割高になりやすいため、動画視聴やビデオ通話を多用する人向けのプランと言えます。

1日あたりのデータ使用量 料金(税込)
約24.4MBまで0〜1,980円
約24.4MB超〜無制限一律2,980円(使い放題)
⚠️ 「1日」は日本時間の0:00〜23:59:59が基準。時差の大きい国(例:ハワイは日本との時差-19時間)では、現地時間が同じ日でも日本時間が変わると新たな1日分の料金が発生します。使わない時間帯(ホテルのWi-Fi利用時など)はデータローミングをオフにすることでコストを節約できます。

結局どちらを選ぶべきか判断ポイント

結論としては、短期旅行やSNS・メール中心の利用なら「世界そのままギガ」、動画視聴やテザリングを多用するなら「世界ギガし放題」という住み分けが基本になります。判断に迷った場合は、7日間の旅行を想定した料金差を見ると分かりやすいです。「世界そのままギガ」の国・地域限定割なら5,280円で済むのに対し、「世界ギガし放題」を毎日フル活用すると最大20,860円までふくらみます。データ使用量が読みにくい旅行では、まず「世界そのままギガ」で様子を見て、足りなければ追加のオプションを検討する方が結果的に無駄が少なくなるケースが多いというのがモバリズム編集部の見解です。

利用状況 世界そのままギガ 世界ギガし放題
短期旅行(1〜7日間)おすすめ
メール・SNS閲覧中心おすすめ
ホテルWi-Fiを積極活用できるおすすめ
国内データ容量を温存したいおすすめ
動画視聴・ビデオ会議多用おすすめ
テザリングでPCも使いたいおすすめ
コスト比較(7日間)5,280円(国・地域限定割)最大20,860円
📱 irumo公式サイトでプラン詳細を確認する

世界そのままギガ・世界ギガし放題の詳細はirumo公式サイトから確認できます


irumoの海外通話とSMSの料金・使い方

データ通信プランとは別に、通話・SMSには独自の料金体系があります。海外では着信にも料金が発生する点が国内との大きな違いで、この事実を知らずに普段の感覚で電話を使うと、帰国後の請求額に驚くことになりかねません。ここでは主要国の料金と、コストを抑えるための現実的な代替策を紹介します。

海外での発信通話料金(主要国・1分あたり)

滞在国 滞在国内への発信 日本への発信 その他の国
アメリカ本土・ハワイ125円/分140円/分265円/分
シンガポール75円/分175円/分265円/分
中国75円/分175円/分265円/分
イタリア80円/分280円/分280円/分
⚠️ 着信にも料金が発生します!国内の「5分通話無料」「かけ放題」などの通話オプションは海外では適用されません。電話を受けるだけでも、例えばアメリカ滞在中は1分175円の着信料がかかります。長時間の通話は避け、Wi-Fi環境下でLINEやWhatsAppなどの無料通話アプリを活用することを強くおすすめします。

国際SMSの料金

SMSはインターネット接続がなくても送受信できるため、データローミングがうまく機能しない場合の保険としても覚えておくと安心です。ただし送信には定額の料金がかかる点には注意が必要です。

種類 料金 備考
海外からのSMS送信1通100円(定額)70文字(全角)まで。超えると2通分に
SMS受信無料国内・海外どちらでも無料
日本から海外へのSMS(国際SMS)50円〜500円文字数に応じた階段式料金
💡 通話・通信コスト節約のコツ:緊急時や確実に届けたい短い連絡以外は、Wi-Fi環境下でLINE・WhatsApp・FaceTimeを活用しましょう。電話・SMSのコストだけを見ても、通話が多い方はデータ通信中心の他社プランのほうが総額を抑えやすいケースがあります。この点は後半の他社比較でも触れます。
📱 irumo公式サイトで通話・SMS料金の詳細を確認する

各国の最新通話料金はirumo公式サイトの「ドコモ海外利用」ページで確認できます


irumoの海外利用で失敗しないための注意点

ここまで紹介した内容を踏まえても、実際の旅行では想定外のトラブルが起きがちです。特に「気づいたら高額請求だった」というケースの多くは、事前の確認不足が原因になっています。よくある失敗パターンと、その対策をあらかじめ知っておくことで、安心して海外でスマホを使えるようになります。

高額請求を防ぐデータ管理

データ消費量の管理を徹底することが、海外利用でのトラブル回避の基本です。バックグラウンド通信をオフにし、動画・アプリ更新はWi-Fi環境下で実施しましょう。スマホの「低データモード(iPhone)」または「データセーバー(Android)」を有効にすると、意識しなくてもデータ消費を大幅に削減できます。月間の海外データ使用量は30GBが上限のため、大容量プランを契約していても青天井で使えるわけではない点は覚えておいてください。

  • 非対応国での高額請求リスク:非対応国では従量制(1KB=1.6円=1GB約167万円)の高額料金が適用されます。渡航前に必ず対応国を確認し、非対応国ではデータローミングをオフに設定してください。「海外パケット停止安心サービス」への加入も有効な対策です(5,000円超で自動停止)。
  • 海外での通信速度制限に注意:「世界そのままギガ」でirumoのデータ容量を使い切ると速度制限(0.5GBプランは最大128kbps、3GB以上は最大300kbps)がかかります。緊急時は1GB追加オプション(1,100円/GB)で速度回復可能です。
  • 「ドコモ海外利用」アプリのインストールは必ず日本で:「世界そのままギガ」の予約・管理にはこのアプリが必要です。海外でのインストールはWi-Fiがなければ不可能なため、渡航前にdアカウントでのログインまで完了させておきましょう。

非対応国・長期滞在時の落とし穴

「世界ギガし放題」を長期間使い続けると、思った以上に費用がかさみます。30日間毎日使うと最大89,400円に達する計算になり、「世界そのままギガ」(30日間22,480円)と比べると4倍近い差になります。irumoにはahamoのような15日超での速度制限はありませんが、日数制限がないことと料金が安いことは別問題です。長期滞在になるほど、現地SIMやeSIMとのコスト比較が重要になってきます。

滞在期間 世界そのままギガ
(国・地域限定割)
世界ギガし放題
(大量利用・2,980円/日)
7日間5,280円20,860円
14日間10,480円41,720円
30日間22,480円89,400円
💡 15日以上の長期滞在のコスト削減策:多くの国では10GB以上のプリペイドSIMが2,000〜5,000円程度で購入可能です。デュアルSIM対応スマホなら、irumoをeSIMにして物理スロットに現地SIMを挿入する方法が最もスムーズですが、そこまでの手間をかけたくない方は、次章で紹介する乗り換え先の検討をおすすめします。

【編集部の結論】海外利用が多いなら、乗り換えも選択肢に

ここまでirumoの海外利用方法を解説してきましたが、モバリズム編集部として率直にお伝えしたいことがあります。それは、irumoは新規契約ができなくなった今、海外での使い勝手だけを見れば「頻繁に渡航する方には最適な選択肢とは言えない」という点です。irumoの海外ローミングは日数課金または容量課金の仕組みで、渡航のたびに追加料金が発生します。一方で、月額料金の中に海外ローミングを組み込んだプランを提供するキャリアもすでに存在します。今のirumoを使い続けながら海外のたびに追加料金を払い続けるのか、それとも乗り換えて基本料金の中で完結させるのかは、渡航頻度によって損得が大きく変わる判断です。ここでは2026年8月時点の最新情報をもとに、比較検討に値する3社を紹介します。

項目 irumo ahamo 楽天モバイル povo
新規契約 受付終了 契約可能 契約可能 契約可能
国内月額 550円〜2,167円 2,970円 1,078円〜 0円〜(トッピング)
海外追加料金 あり(980円〜/日) なし(基本料に含む) 月2GBまで無料 あり(980円/日)
海外データ 国内容量を共有
(最大30GB/月)
月30GB(国内と共有) 月2GB無料
(超過後1GB/500円)
1.5GB/日
(128kbps制限あり)
対応国数 200以上(通常)
70以上(割引)
91カ国・地域 107カ国・地域 160以上の国・地域
15日超の長期滞在 制限なし 15日目から速度制限 制限なし 制限なし

irumoの海外ローミングが「頻繁な渡航者」に向かない理由

irumoの海外ローミングは、1回の渡航ごとに追加料金が発生する従量的な仕組みになっています。年に1回程度の旅行であれば大きな負担にはなりませんが、月1回以上のペースで海外に行く方の場合、「世界そのままギガ」だけでも1回あたり数千円が積み重なり、年間で見ると決して小さくない出費になります。しかもirumoは新規契約もプラン変更もできないため、より海外利用に適したプランへ「同じirumoの中で」切り替えるという選択肢自体が存在しません。海外での使い勝手を重視するなら、契約自体を見直すほうが現実的というのがモバリズム編集部の結論です。以下では、渡航頻度・利用スタイル別におすすめできる3社を紹介します。

ドコモ系
ahamo(月2,970円・国内データ量増量中)
ahamo

ahamoの最大の特徴は、月額2,970円という同じ料金の中に海外ローミングが標準で含まれていることです。2026年8月1日からは「データ増量おためしキャンペーン」により国内データ容量が30GBから40GBに増量され、コストパフォーマンスがさらに高まっています。irumoとの決定的な違いは、海外に行くたびに追加料金を払う必要がない点です。91カ国・地域で月間30GBまで、データローミングをオンにするだけで使え、事前予約もアプリのインストールも不要です。ただし海外連続利用15日目から速度制限(最大128kbps)がかかるため、1カ月を超えるような長期滞在には不向きです。月に1〜2回、数日〜1週間程度の海外出張や旅行が多い方にとっては、irumoで都度課金するよりも総額で安くなるケースが多く、最もコスパに優れた乗り換え先と言えます。

楽天モバイル・povo:利用スタイル別のもう2つの選択肢

楽天系
楽天モバイル(月1,078円〜)
楽天モバイル
引用元:楽天モバイル公式

楽天モバイルは月2GBまでの海外データ通信が追加料金なしで使えることが最大の強みです。2026年4月時点で107の国・地域に対応しており、対象エリアは年々拡大しています。ahamoとの違いは国内基本料が1,078円からと安く、海外は「無料枠の範囲内でやりくりする」設計である点です。SNSチェックやメール確認程度の利用であれば2GBで十分ですし、超過後も1GB/500円で追加購入できます。Rakuten Linkアプリを使えば海外から日本への通話も無料になるため、通話中心で使う方にも向いています。データ使用量が少ない方や、国内の月額費用そのものを抑えたい方におすすめです。

au系
povo(基本料0円・トッピング制)
povo

povoは基本料0円で維持できるため、メイン回線を残したまま「海外用のサブ回線」として持てる点が他の2社と大きく異なります。160以上の国・地域に対応しており、「世界データ定額」トッピング(980円/日・1.5GB)を必要な日数分だけ購入する仕組みです。irumoのようにメイン回線として日常的に使うプランではありませんが、irumoを解約せずに海外専用のデュアルSIM運用をしたい方には相性の良い選択肢です。渡航頻度が低く、乗り換えの手間をかけたくない方にも向いています。


irumo海外利用に関するよくある質問(FAQ)

irumoは今から新規契約できる?

できません。irumoは2025年6月4日をもって新規申し込みの受付を終了しており、プラン変更(データ容量の切り替え)の受付も同時に終了しています。現在利用できるのは、2025年6月4日までに契約を完了した既存ユーザーのみです。

これから新規で契約したい場合は、同じドコモ系の「ahamo」や、格安SIM各社が選択肢になります。海外利用の頻度が高い方であれば、後述のahamoが実質的な代替候補になります。

irumoは15日以上の海外利用でも速度制限はある?

irumoには、ahamoのような「15日超で速度制限」という日数制限はありません。「世界そのままギガ」は最長30日間のプランを繰り返し予約することで長期利用が可能です。

ただし、月間の海外データ使用量が30GBを超えると速度制限がかかります。また、irumoの最大プランは9GBなので、長期滞在で大量データ通信を予定している場合はデータ容量不足に注意が必要です。

海外滞在中にirumoのプランを変更できる?

2025年6月4日以降、irumoはプラン変更(データ容量の切り替え)の受付自体を終了しています。海外滞在中はもちろん、帰国後も含めて容量プランの変更はできない点に注意してください。

渡航前に容量を調整したい場合でも変更手続きができないため、契約中のプランの容量を前提に、「世界そのままギガ」か「世界ギガし放題」かで調整することになります。

海外でキャリアメール(@docomo.ne.jp)は使える?

はい、海外でもキャリアメールは利用できます。ただしデータ通信を使うため、データローミングサービスが有効になっている必要があります

キャリアメールの利用自体には追加料金はかかりませんが、データ通信量を消費します(添付ファイルが多いメールは特に注意)。海外でのメール利用にはGmailなどのフリーメールをWi-Fi環境下で使う方がデータ消費を抑えられます。

「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」は同時に使える?

同時利用はできません。どちらか一方を選んで利用します。「世界そのままギガ」を利用中に「世界ギガし放題」に切り替えたい場合は、まず「世界そのままギガ」の利用を終了し、データローミングをオフにしてから再度オンにすることで切り替え可能です。

irumoより海外で使いやすいキャリアはある?

渡航頻度・用途によって変わります。

月1〜2回の海外出張・旅行が多い方:ahamoが最適です。月2,970円(2026年8月から国内40GB)で91カ国・追加料金なし・設定はデータローミングをオンにするだけと簡単です。ただし15日超で速度制限がかかります。

少量データ利用(月2GB以内)で維持費も抑えたい方:楽天モバイルが有力です。月2GBまで無料(107カ国・地域対応)。

irumoを解約せず海外専用のサブ回線が欲しい方:povoが適しています。基本料0円で160以上の国に対応し、必要な日だけトッピング購入できます。

「ドコモ海外利用」アプリは何ができる?

「世界そのままギガ」を利用するために必須のアプリです。主な機能は次のとおりです。

① 利用予約(国・地域の選択、開始・終了時間の設定)
② 予約せずにその場で利用開始
③ 利用状況・残り時間の確認
④ 予約の変更・キャンセル(利用開始1時間前まで)
⑤ 渡航先別の料金シミュレーション

アプリはApp Store・Google Playから無料でダウンロード可能です。必ず日本国内にいる間にインストール・dアカウントログインを完了させておきましょう。

まとめ:irumoの海外利用は今の契約者にとって
実用的だが、頻繁な渡航者には乗り換えの検討価値あり

irumoは新規契約こそ終了していますが、既存契約者であればWORLD WING(無料)に加入することで海外でも問題なく利用できます。短期旅行には「世界そのままギガ」(国・地域限定割で24時間980円〜)、大容量通信には「世界ギガし放題」(1日最大2,980円・使い放題)を使い分けましょう。一方で、海外渡航が月1回以上のペースになる方は、月額料金に海外ローミングが含まれるahamoや、海外データ2GBまで無料の楽天モバイルとの比較検討をおすすめします。

✈️ ahamo公式サイトで料金・海外プランを見る

※ 2026年8月現在の料金・サービス内容です。最新情報は各社公式サイトで確認してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

インターネット回線や通信関連の比較・監修サイトの運営経験を持つ。専門的な知識をベースにしつつも、徹底したユーザー目線での情報発信を得意とする。「スマホなどの身近なデバイスを、より便利に使いこなすためのお手伝い」をモットーに、日々メディアの運営とコンテンツ制作に注力

コメント

コメントする

目次